はじめに

かつては英語は中学校からスタートするものという認識が広く一般的でしたが、それはもう過去のこと。

いまでは小学5年から英語が教科となり、英語教育の早期化が進んでいます。

このサイトeigokame.comでは中学校に入るまでに、やっておきたい英語の学習を提案しております。

幼児(0〜5歳)の英語学習

この時期は、英語耳を育てる期間。

英語耳とは、ここでは母語である日本語とは異なる英語を聞き分ける耳のことを意味します。

生後6〜8ヶ月までの赤ちゃんは、親の国籍に関わらず育った国の言葉を聞き分けられるということがアメリカの研究でわかっているそうです。

生まれたばかりの頃はあらゆる言語を聞き分ける能力があるのに、なぜだんだんと母語以外の言語を聞き取れなくなっていくのでしょう?

その理由のひとつに言語の周波数の違いが関係していると言われています。詳しくは以下の記事をご参考ください。

どうして日本人は英語が聞き取れないと言われるのか?

とにかく、英語の音を雑音として脳が処理してしまわないために、英語の音声が身の回りに流れている環境を作ってあげましょう。

0〜2歳

まだ物事を論理的に考えて理解することは難しく、物事をありのまま直感的に受け入れ理解する時期。

つまり、直感的理解力のほうが論理的理解力よりも長けている時期です。

この時期の英語教育は、右脳を刺激して想像力や直感力を身につけるようなものが良いでしょう。

具体的には以下のようなことができることとして挙げられます。

0〜2歳の英語学習
  1. 英語の音声を家庭内で流す(英語圏のような環境を人工的に作る。)
  2. 英語の絵本の読み聞かせを始める(内容や意味は問わない。英語の音とイメージを結びつけることが目的。)
  3. 英語の歌に合わせてダンス、体を動かす
  4. フラッシュカード(文字なしのもの)で「英語の音+イメージ」の結びつけ

日本語圏で生活している限り、圧倒的に英語の音声のインプット量が足りないので、まずはその音のインプットができる環境を作ってやることが大切です。

この段階では、無理に英語の音をリピートさせる必要はありません。

母語である日本語を習得する過程を想像するとわかりやすいと思いますが、生まれてすぐ話すことのできる赤ちゃんはいません。

「大量の日本語の音声のインプット」があって、その後「真似して口に出してみる」という過程があります。なので、初めから英語の音を無理にリピートさせるのではなく、自然に口から出るようになるまで待ちましょう。

3〜5歳

3歳以降からは左脳が優位に働くようになり、計算や言葉などを論理的に考えられるようになってきます。

0〜2歳の時期にできる英語教育に加え、文字の概念を少しずつ入れてやりましょう。

「文字=書く」というように想像する方は多いかもしれませんが、ここでは書くことは強制しないほうが良いと思います。本人が書いてみたい、どうやって書くの?と興味を持ち始めてからで遅くありません。

この段階では「英語の音には文字があるらしい」ということをまずは認識させましょう。

具体的には0〜2歳の英語学習で述べた4つのことに加え、フラッシュカードに文字を入れてみましょう。「英語の音+イメージ+文字」を結びつけていきます。日本語は挟まないように気をつけましょう。写真やイラストなどのイメージがあれば日本語の意味は必要ありません。

知っているもの(英語の音+イメージ+文字)が増えれば増えるほど、興味を持ち、この文字はなんて読むんだろう?この絵本はなんて書いてあるんだろう?と自ら新しいものにも関心を持つようになります。

ピクチャーディクショナリー(音声付きのもの)や子供向けの英語で書かれた図鑑などをもたせ、英語の語彙力や知識の幅を広げていきましょう。

3〜5歳の英語学習
  1. 英語の音声を家庭内で流す(英語圏のような環境を人工的に作る。)
  2. 英語の絵本の読み聞かせを続ける(日本語ははさまない。)
  3. 英語の歌に合わせてダンス、体を動かす
  4. フラッシュカード(文字を入れたもの)で「英語の音+イメージ+文字」の結びつけ(日本語ははさまない。)
  5. ピクチャーディクショナリー(音声付き)で英語の語彙数を増やす
  6. 英語で書かれた図鑑をもたせ、さまざまな分野の興味関心を惹きつける

英語の音のインプット量が増えてくると自然と口にして真似するようになります。絵本やフラッシュカード、英語の歌などを使用して楽しくリピートするようにしましょう。

小学校低学年(6〜9歳)の英語学習

日本の小学校で行われるローマ字教育が始まる前に、フォニックス(アルファベットの文字と音の関係性)については触れておきたいところ。

【フォニックス】フォニックスまとめ

ローマ字を先に習ってしまうと、英語をみたときにどうしてもローマ字読みをする子が圧倒的に多いのです。せっかく今までインプットしてきた英語の音声を活かすためにもフォニックスでアルファベット文字と音の関係を学びましょう。

英語を単語やフレーズだけでなくカタマリ(文や文章)で触れる機会を増やして行くことも大切です。

6〜9歳の英語教育
  1. 英語の音声をインプットする環境は変わらず作り続ける
  2. ピクチャーディクショナリー(音声付き)で英語の語彙数を増やす
  3. フォニックスに合わせたリーダー(音声付き)で音読。徐々にレベルを上げていく

小学校高学年(10〜12歳)の英語学習

9歳を過ぎたあたりから、論理的理解力が中心となって情報を処理し始めるようになります。直感的理解力よりも論理的理解力が優位になる時期です。

「聞く」「読む」のインプットに加え、自分の伝えたいことを英語で表現する「話す」「書く」にもフォーカスを当てていきましょう。

6〜9歳の英語教育
  1. 英語の音声をインプットする環境は変わらず作り続ける
  2. ピクチャーディクショナリー(音声付き)で英語の語彙数を増やす
  3. Oxford Graded Readersなどレベルに合った多読をすすめる
  4. 英語の文の書き方、文を書く上で必要なルール(英文法)を学ぶ
  5. オンライン英会話など「話す」機会を設ける

ワークシート

その他、このサイトでは自作のワークシートなどをダウンロードしていただけます。

現在アップしているものはビギナーレベルのものが多いですが、家庭学習にお役立ていただけそうなものがあればご自由にダウンロードください。