はじめまして、このサイトEigo Kameを運営している、いずみ先生です。
今は英語塾で、小学生に英語を教えています。
なぜこのサイトを立ち上げたのか?
「自分の経験や持っている知識を生かして、子どもたちの将来に還元したい」
そんな思いがあるからです。
私の経歴を簡単に。
大学卒業後の数年間、関西の私立中高一貫校で中高生に英語を教えていました。
その後、オーストラリアへ渡り2年滞在。
現地では自分の英語をブラッシュアップしながら、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages 英語教授法)を学んだことがきっかけで、こどもへの英語教育に興味を持ちました。
日本では中高6年間みっちり英語の授業があるのに日本人は英語を話せない、とよく言われます。
この理由は一つではないでしょう。
が、中高6年間で行われている英語教育の点からみると、
「英語を学んではいるが、授業の中で学んだ英語をアウトプットする機会が非常に少ない」
というのが大きな原因だと考えています。
英語は言語。言語はコミュニケーションのただのツールです。
「使える英語」というのは「コミュニーケーションのツールとして使える状態」であること。
いまの学校での教育方法では、学校により多少の差はあれど、せっかく学んだ英語の知識を実際にどう使うかという実践のところまで落とし込めていないと思います。
日本の学校の英語教育を全否定しているわけではありません。
学校の英語の授業をきちんと受けていれば、文法をはじめ、読解、英作など「読む・書く」の力はつきます。
ただ、その訓練だけではコミュニケーションのツールとして使えるようになるためには足りないということ。
私がそんな大事なことに気付いたのは高校を卒業して、英語を実践の場で使わなくてはいけなくなったときでした。
中高6年間、英語をそれなりに頑張って学んできて大学にも入ったのに私の英語ってこんなに通じないんだ、、とひどくショックを受けたものでした。
そりゃそうですよね。学校ではたくさん英語の知識を教えてくれたけれど、実際に人とコミュニケーションをとる練習はほとんどしていませんでしたから。
スポーツをイメージすると分かりやすいかもしれません。
例えばテニス。
使用する道具や、体の動かし方、ルールを知ることは本を読んだり、人から教えてもらったりすることで学べるでしょう。
いざ実践!となるとどうでしょう?
あれ、自分の頭の中のイメージと違うなぁというようなことはよくあることです。
“体の動かし方を知っていること”と、”実際に動かせること”は違います。
相手のボールを上手に返すしてラリーを続けるためには「練習」が欠かせませんよね。
残念ながら、その練習が現在の学校教育では圧倒的に足りません。
じゃあ教育システムを変えればいいじゃないという話なのですが、はいごもっともです。
ですがシステムが変わるのを待っていたら、いつになることやら、、
だったら個人で情報を発信していこうと思い、このサイトを立ち上げることにしました。