3歳以降からは左脳が優位に働くようになり、計算や言葉などを論理的に考えられるようになってきます。
0〜2歳の時期にできる英語学習に加え、文字の概念を少しずつ入れてやりましょう。
「文字=書く」というように想像する方は多いかもしれませんが、ここでは書くことは強制しないほうが良いと思います。本人が書いてみたい、どうやって書くの?と興味を持ち始めてからで遅くありません。
日本語を学ぶ過程もそうですよね。いきなり文字から書き始めることより、読みからはじめていくことが一般的だと思います。
この段階では「英語の音にも文字があるらしい」ということをまずは認識させましょう。
- 英語の音声を家庭内で流す(英語圏のような環境を人工的に作る。)
- 英語の絵本の読み聞かせを続ける(日本語ははさまない。)
- 英語の歌に合わせてダンス、体を動かす
- フラッシュカード(文字を入れたもの)で「英語の音+イメージ+文字」の結びつけ(日本語ははさまない。)
- ピクチャーディクショナリー(音声付き)で英語の語彙数を増やす
- 英語で書かれた図鑑をもたせ、さまざまな分野の興味関心を惹きつける
英語の音のインプット量が増えてくると自然と口にして真似するようになります。絵本やフラッシュカード、英語の歌などを使用して楽しくリピートするようにしましょう。
目次
英語絵本の読み聞かせ
0〜2歳の英語学習のところでも触れていますが、引き続き英語絵本の読み聞かせはしてあげましょう。
指で読んでいる箇所を示しながら読み聞かせしてあげると、文字の方にも意識が行きます。
CDやタッチペン(Oxford Reading Treeシリーズでは使用可能)などは上手に使いながらも、やはり親が直接読み聞かせをする時間をつくってほしいです。
英語を使いながら親子のふれあいの時間を楽しむという気持ちで望んでもらえたらと思います。
カーン・アカデミーキッズを使おう
無料のアプリなのに豊富なコンテンツであふれる優秀なアプリ「カーン・アカデミーキッズ Khan Academy Kids」をご存知ですか?
3歳頃からならばレベルを選んで、このアプリを十分に活かすことができます!
詳しくは下の記事を御覧ください。


アルファベット文字に興味を持ち始めたら
アルファベット文字に興味をもち始めたら、ぜひその好奇心を刺激してあげましょう。
とはいっても、いきなりノートにアルファベット文字を書かかせるのはご法度。”やらされている感”がでた途端、子どもは急に興味を失います。(子ども本人が書きたい!と言えば書かせてあげればいいと思います)
まずは遊びにアルファベット文字を取り入れてみましょう。
モンテッソーリ教育でも使用される知育玩具の1つです。
くぼみの形に合ったパズルを探してはめこむおもちゃで、物の形・大きさ・向きを認識する能力を高めることができます。
こちらは早い子であれば1歳からでも遊べると思います。(型はめ玩具として)
3歳以上の子が「アルファベット文字を学習する目的」で遊ぶ場合でしたら、保護者がアルファベット文字を読み上げ、子どもが見つけて型にはめる、というような遊び方ができますね。
アルファベット文字だけの木製パズルもありますが、上記のセットは図形や数字の英語学習にも使えるものがそろっているのでリーズナブルでおすすめです。
英語の絵本などで見た英単語をパズルで表現するのも、子どもにとっては楽しいもの。
こちらは各パズルにマグネットがついており、ホワイトボードに貼り付けて遊ぶことができます。
アルファベット文字はもちろんのこと、数字、記号、形(5セットの小文字、2セットの大文字、53個の形状、30個の数字と記号)のパズルの他、ホワイトボードや収納ケースがセットになっているので、使い勝手もコスパも◎!
アルファベット文字単体で遊ぶもよし、目にしたことのある英単語をつくってみて楽しむのもいいですね。
また、後々のフォニックスを学習でも使用できるので遊べる期間が長いです。
こちらはスペリングカードがついているタイプ。
イラストと点線でスペリングが書かれたカードにアルファベット文字パズルを乗せて遊びます。
スペリングカードは28枚、アルファベットパズルは52個が入っています。
フランスの「マルボティック」というメーカーが出している知育玩具。
モンテッソーリ教育をベースに、頭と手を使いながら楽しくアルファベットを学べます。
遊ぶためにはタブレットが必要ですが(対応機種はお調べください)、無料のアプリをダウンロードすればwi-fiやBluetoothなどは必要なく使用できます。
遊び方はアルファベットブロックをタブレットの画面にタッチすると、音声やイラストが飛び出して発音や読み書きなどを学ぶことができるというもの。
アプリ次第で、アルファベットブロックをスタンプ感覚で押して遊んだり、語彙を増やしたり、単語を学んだり、英語の読み方を学んだり、と年齢広く(大体2〜6歳)さまざまな遊び方ができます。
3〜5歳におすすめのピクチャーディクショナリー
3〜5歳におすすめのピクチャーディクショナリー(CD音声付き)はロングマンの「Young Children's Picture Dictionary」です。
幼い子向けのピクチャーディクショナリーには、他に様々なものがありますが、絵本だけで音声がないものって多いんです。。
ロングマンのYoung Children's Picture Dictionaryは英単語、チャンツも含んだ音声CDが付属しているのでとってもおすすめです!
使い方は下の記事をご参考ください。

おすすめのフラッシュカード
フラッシュカードは大量の情報を脳にインプットするのに有効な道具の1つ。(こればかりに頼りすぎるのは問題ですが)
「英語の音+イメージ+文字」を結びつけるのにおすすめのフラッシュカードはこちら。
どちらも音声はないので、保護者の方が読み上げる必要がありますが、一緒に英単語を復習するつもりで楽しく取り組みたいですね!