【フォニックス】Speed Phonicsをレッスンで1年間使用してみて

e-futureの『Speed Phonics』はこれまでもオススメをしてきましたが、実際に1年間、英語塾のレッスンで使用してみてのレビューです。

Speed Phonicsとは?という方はまずこちらの記事をどうぞ!

【フォニックス】おすすめ教材|Speed Phonics 【フォニックス】Speed Phonicsの使い方

Speed Phonicsの使用環境

対象は小学5,6年生。今年度は6年生の子が多く、中学に上がるまでの1年間でフォニックスの基本的なルールを学べるようなスケジュール(1年間でSpeed Phonics1〜3を使用)にしました。

生徒にはこちらのテキストブックの購入を強制せず(他に購入テキストが複数あったため)、教室での貸し出しにしました。

貸し出しですが、クラスの生徒1人に1冊行き渡るようにしています。

テキストブックへの書き込みは厳禁ルールを設けたので、問題を解くときなどは生徒自身のノートに答えを書かせました。よく見ていると、生徒は答え以外にリスニング時のメモや、教師の話のメモもノートにとっていました。

1年使用しての感想

教える立場から

感想は一言でいうならば、「採用してよかった!使ってよかった!」です。

まず教師側の観点から言うと、とても扱いやすくレッスンがしやすい教材です。

必要なマテリアルが何でも揃います

音源、デジタル教材はStudent Bookに最初から付属されていますが、出版社e-futureのサイトでは音源MP3はもちろん、ワークシート、テキストの問題の答えなど様々な副教材が無料でダウンロードできます。

サイトはすべて英語ですが、特に会員登録が必要というわけでもなく誰でも無料でダウンロードすることができます。なんと太っ腹な出版社!

そして、テキスト準拠のアプリも無料でダウンロードできるので(iPhone, iPadはAppから、AndroidはGoogle Playで検索してみてください。)、レッスン内で使用したり、生徒にダウンロードさせて家庭での学習にも使えます。

テキストブックの内容はとても素晴らしくて採用してみたいけれど、副教材があんまり充実していないなぁ。。という教材ってたまにありますよね。自分の力でどんどん学習を進めていけるような高校生、大学生や大人ならそれでいいのかもしれませんが、教える立場からすると副教材も初めからしっかりしているものがありがたいです

学習者の立場から

個人的な感想ではありますが、Speed Phonicsが向いてると思う対象学習者は、『時間にリミットがあるけれど大体のフォニックスの基本ルールを身に着けたい人』です。

未就学児や小学生低学年など比較的時間に余裕がある段階では、これは必要ないかもしれません。しっかり英語の音声学習に時間を割くことができるのであれば、ジョリーフォニックスだったり、Oxford出版社のOxford Phonics Worldや、e-futureのその他のフォニックスシリーズでも良いかと思います。

今回担当していた学習者は主に小学生6年生で、中学入学までの時間にリミットがあること、またフォニックス以外の内容もレッスンに盛り込みたかったので、Speed Phonicsが彼らにはフィットしました。

学習者の様子を見ていると、Speed Phonicsを使用して学習した1年間でリスニング力、正しい音を発音する力がグンと伸びました

そのように感じる点を具体的にあげると、以下の通りですかね。

  1. アルファベットの文字の名前と、音の違いを理解できている
  2. アルファベットの音を正しく認識し、発音することができる
  3. "silent e(サイレントe)" など、その他基本的なルールを理解し、初めて見る単語も読むことができる
  4. リスニングの問題を解くときにはメモを取るクセがついた

3に関しては”全員”というわけにはいかず、まだまだ繰り返しの復習が必要だなと感じる子はいます。

以上のポイントを身に着けて中学に進学して英語を学び続けていくのと、知らずに学ぶのとでは、吸収度合いが変わってくることでしょう。

何でも音読するクセ付けができたのは大変有意義で、この1年間一緒に頑張ってよかったと思える点の1つです。

まとめ

Speed Phonicsは3巻完結のシリーズです。フォニックスの一通りのルールを身につけるには全巻必要です。

3冊も揃えないといけないの?と感じられるかもしれませんが、student book だけでも購入すれば、音源やデジタル教材は付属していますし、出版社のe-futureのサイトからは必要な副教材(解答やワークシート、テスト、アクティビティシートなど)はすべて無料でダウンロードできます。

しかもアプリも無料でダウンロードできますし、アプリ内課金というのも一切ありません。

他の出版社で、無料で学習者を楽しませてくれるコンテンツをこんなにも沢山提供してくれる企業をあまり見たことがありません(笑)

購入を検討される方は、アプリを無料でダウンロードして体験してみてからでも良いのではないでしょうか。きっとテキストブックも欲しくなると思いますよ。

家庭学習にも向いている教材です。ぜひフォニックスに自信ないなぁという保護者の方も一緒になってルールを学んでみてください!