【フォニックス】サイトワーズ(Sight Words)ってなに?

サイトワーズ(Sight Words)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

文字と音のルールを学ぶフォニックス学習。その次のステップにあるのが、サイトワーズの学習です。

詳しく見ていきましょう。

サイトワーズとは?

サイトワーズとは?

サイトワーズ = ひと目見て読めるようにしておきたい単語集

です。ここでは単語の意味がわかっているかどうかは問いません。

フォニックスでは文字と音のルールを学習します。しかし、そのルールから外れた読みをする単語もたくさんあります。

そのような例外的な発音をする単語&頻出の単語をまとめたものがサイトワーズリストで、視覚で音を暗記するしかない単語のことを言います。

簡単に言うと、フォニックスのルールの例外だけど、よく目にする頻出の単語だから、ひと目見て読めるようにしようね

ということです。

例えばどういうものがサイトワーズなの?

ここではほんの一例をご紹介しますが、例えば下記のようなものがサイトワーズです。

  • I
  • am
  • of
  • they
  • go

知っているから読めるけれども、フォニックスの発音のルールからは外れるものが多いです。

なぜサイトワーズを学習することが大切なの?

「フォニックス 」で文字と音のルールを学び、「サイトワーズ」でその例外 読みを学び、頻出の単語もカバーします。

そうすることで、子どもたちが自分の力で文や本を読みすすめる力がグンとつきます。自分で文字を読み進められる力がつくと、目に見える英語をどんどん声に出してみようとします。自然とアウトプットする習慣が身につくので、このような子の場合、どんどん英語を吸収していくようになります。

なぜ、フォニックスやサイトワーズを学習することが必要なのか?

それは子どもたちが自発的に英語を身につけていく姿勢をつけるベースになるからです。その姿勢があるかないかは、将来の学び方に大きく関わってきます。

  1. 英語が読める(気がする)→英語ができる(気がする)→英語が好きかも!楽しいかも!
  2. 英語は読めないし、よくわからない→英語は苦手な気がする→英語の学習は嫌だ

上記は中学校でよく見られる生徒のパターンです。もちろんこのように綺麗に二分化されるわけではないですが。

中学生になると学校で英語の試験も課されるので、良くも悪くもはっきりと点数化されてしまいます。これは経験則ですが、ペーパー試験の点数が高い生徒は比較的いつも点数の高い状態をキープしますし、点数が低い生徒はずっと低いままです。理由は「試験勉強をしないから。」ですが、なぜ英語の勉強をしない、したくないのか?を探していくと「英語は読めないし、よくわからないから苦手だと思っている」ために英語嫌いの生徒が生まれてしまっているように思います。気持ち、自信の持ちようは学びの上で大きな問題です。

できれば中学生になる前、小学生または幼児の間にフォニックス・サイトワーズは学習して、「英語は読めるし、できる(気がする)から、好き!」のマインドを持って自発的に英語を学んでいく姿勢をつけてもらいたいと思います。

サイトワーズと頻出単語は同じ?

サイトワーズ(sight words)と頻出単語(high-frequency words)は同じもののくくりとして扱われることが多いです。

頻出単語の多くがサイトワーズに含まれますが、少し違いがあります。

サイトワーズと頻出単語

厳密には違いがあるのですが、市販の教材などではサイトワーズ、頻出単語を含めて教材が作られていることが多いです。

どちらにせよ、ひと目見て読めるようにしておきたい単語であることにはちがいありませんね。読み方を覚えるという点に絞れば、それほど違いを気にすることでもないと思います。

サイトワーズリスト

英語圏では以下2つのサイトワーズリストが有名で、そのリストをもとにネイティブの子どもたちはサイトワーズを学習します。

  1. Dolch's Words List(ドルチ・ワーズリスト)
  2. Fry Words List(フライ・ワーズリスト)

ざっくりと2つの説明をしておくと、

Dolch's Words Listは、当時の子供によく読まれていた絵本に出てくる名詞の単語を中心にまとめられ、1936年に初公開されたものです。総収録語数は315単語。

一方、1957年に発表されたFry's Words List は"American Heritage Word Frequency Book"をもとに、アメリカの小学校の学年グレード3−9の子どもたちが読む本に頻出する単語をピックアップしリストにしたものです。総収録語数は1,000単語。

それぞれのリストのPDFを載せておきますので、ダウンロードしてご自由にお使いください。

リストを参考にフラッシュカードなどを作ってもいいですね。

Dolch's Words List ドルチ・ワーズリスト

  • 考案者:Edward William Dolch, Ph.D.
  • 単語数:315

ダウンロードはこちら

Fry's Words List フライ・ワーズリスト

  • 考案者:Edward B. Fry, Ph.D.
  • 単語数:1,000

ダウンロードはこちら

おすすめ学習法

正しい音を学ぶこと、字をみて読めるようになること。

これが目的です。

おすすめの学習法をいくつかご紹介します。

ご家庭にあったやり方を取り入れてみてくださいね。

絵本で学ぶ

CD付の絵本を使用しましょう。

絵を見ながら、CDの音声を音読しながら読み進めていきます。

どちらかというとビギナー向きの方法ですが、毎日繰り返し音読することが大切です。

「サイトワーズ 絵本 CD」で検索をかけるといくつか候補が出てきます。

ここではネット通販などで手頃に入手しやすく、価格も比較的リーズナブルなものをピックアップしました。

Sight Words Readers 25冊ボックスセット CD付 (スカラスティック)

25冊でサイトワーズは50語収録されています。

ストーリーを追いながら、サイトワーズの学習することで子どもも飽きずに取り組むことができます。

ノンフィクションが好きな子どもには下記のものが良いでしょう。

  • スカラスティック Nonfiction Sight Word Readers レベル A 英語教材 25冊セット CD付

Nonfiction Sight Word Readers レベルA 25冊ボックスセット CD付(スカラスティック)

こちらのノンフィクションのシリーズはレベルがあり、A→B→C→Dとレベルアップしていくことができます。

どちらもCDがついていないシリーズも販売されているので、購入の際は気をつけてくださいね。

フラッシュカードで学ぶ

お家の方が、発音できるという場合にはフラッシュカードで学ぶのもいいでしょう。

絵本と違い、ストーリーはありませんが、単語のスペルと音にフォーカスを当てることができます。

また、収録語数も多いので一気に読める単語を増やすことに向いています

サイトワーズのフラッシュカードも様々なものがありますが、ここでは私が塾で使用しているものをご紹介しますね。

  • トレンド フラッシュカード 目で見て学ぶことば レベルA 英単語 カードゲーム

Sight Words フラッシュカード(トレンド)

Trend Enterprises(著) Trend Enterprises 2013/6/14

このフラッシュカードのサイトワーズはDolch's Sight WordsとFry Sight Wordsのリストから収録されています。

レベルが3段階に分かれており、1レベルにつき108語学習することができます。

Trend Enterprises(著) Trend Enterprises 2013/6/14
Trend Enterprises(著) Trend Enterprises 2013/6/14

A,B,Cすべてのレベルを学習すると324語。十分な数だと思います。

ただCDが無いので、その点のみ気をつけてください。


フラッシュカードならば、自作もできます。

上記のDolch's Sight Words ListやFry's Sight Words Listを参考に、子供と一緒に作ってみるのもいいですね。

まとめ

まとめ